明治大学文学部 社会心理学科合格 韓国人男性

私が明治大学に興味をもったのは大学資料にある「個を強くする大学」という文字に強く
引きつけられたからです

 小さい頃から私はどちらかと言えば、周りに合わせるタイプでした。そのため、相手の様子を
よく観察し、会話の大きな流れを読みとったり、正しい発言をするために、関係の距離をおいて
他人を観察する傾向が強かったと思います

 私たち韓国人は相手を知るために何でもオープンに話し、初対面であっても、学歴・年齢・
恋愛関係など関係を深めるための質問をします。

しかし私はそのような個人のプライバシーに土足で踏み込むことに違和感を感じた事が何度か
ありました。それはむしろ「ためらい」と言った方が正しいかも知れません

 それはわかりやすい情報や表面的なことで、すぐに他人を判断し、自分たちが安心しようと
することにたいするものでした。

 人を理解するためにはそれなりの時間と手続きが必要だと思うのです。それがお互いの理解を
深めることにつながっていくのではないかと思うのです。

このような私は、日本人の「考えを知り、時間をかけて相手を知ろうとする文化」にあこがれを持つ
ようになりました。こうして、人に対する興味が心理学という分野につながりました

 日本に来て心理学について色々調べてみました私はこのような性格なので個人の内面的な
分析をする分野に興味を持っていたのですが、パンフレットを読んで心理学は環境面など
別の角度からとらえてみる必要があると考えるようになりました。

その点、貴校は一二年次に心理学、社会学の両面を学べるので、時間をかけて専門性を高めて
いくことができ、理想の学校であると思います。

また貴校の授業はは「現場性・実践性を重視した授業である」と書いてありましたので、頭だけの
知識にとどまらず、実践に即した学習や、経験に基づいた理論が学べると期待しています

 先日、大学の雰囲気を実際に自分の目で確かめたいと思い、オープンキャンパスを体験しましたが、
質実剛健な雰囲気に強くひかれました。

先生から明治大学は後輩の面倒見が良く、いろいろな相談にのってくれると聞いたので安心しました

 韓国のサイワールド・日本のミクシーに見られるように、個人の情報や考え方、そして性格までも
ネットに氾濫し、しかもそれが手軽に検索できるようになった今、自分の個性とはなんなのか、
数ある他人の意見の寄せ集めにすぎないのではないかという疑問がわいています

 ある記事で、個人の検索履歴やブログのキーワードからその人の人物像を割り出すことができる
ような世界が来ると言うことを知り、怖くさえなりました。

 ネット社会で相手のことをよく知ることはとても難しいのではないかと思うのです。個を強くするとは
どのようなことでしょうか?

 相手を知るとはどういうことなのでしょうか?パンフレットにもありましたが、パーソナリティとは
どのようなことを意味するのか、そしてパーソナリティの成熟とは何なのか、これが現在の疑問に
対する答えにつながっていくのではないかと思うのです。

 現在の韓国社会ではまだ心理学の分野が受け入れておらず、学校・会社等でも人間を心理面から
見ていくことに力を入れていないように思います

 様々な社会問題に関するケーススタディを学ぶことで、今後韓国でおこるであろう問題に対処する
事ができ、また日本と韓国社会への貢献がしたいと強く願っています


講評:よくある上から目線の「心理学のプロになって患者を治してあげたい」というスタンスではなく
    自分も迷いながら勉強したいとストレートに感じさせられる文。明治の心理は字数が多いが
    日本語だけの勝負なのでじっくりと志望理由書を吟味して欲しい

【 学生へのお願い 】

※ 参考にするのは構いませんが、コピーしてそのまま書くのはやめてください。



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