歴史と地理のブラッシュアップが終わり、この辺で最近まとめて読みかえしていた

 作文指導について考えてみたいと思います。実際上級クラスで教えていて困るのは、

 日本語の能力が低くて文章が表現できないのではなく、母国語の作文力が低いために

 感想文や意見文などが行き詰まっているのを感じるのです。

 生徒に母国の国語の授業で「作文指導」の授業があったかどうか、もしあったのなら、
 
 その指導内容は具体的にどのようなものだったのか?を聞いてみたところほとんどの生徒

 (アジアの生徒)は書き方に関する教育を受けてきていないのではないかと思うようになりました

 自分も国語と言う授業を教えるようになるまでは、実は作文は多読をすれば自然に書けるように

 なるものと思い。読書力=作文力のような勘違いをしていました。

 しかし色々な本を読み、作文というものを改めて考えてみると、

 作文とは「自分の表現の種類のパターンをしっかり認識させること」だと思うようになりました。

 さて、まず始めに文章の種類を分類すると以下の4パターンに分かれると思います。

 1 感想文・・・いわゆるエッセイも含む。読書感想文などが典型的
 
 2 説明文・・・理科の観察記録など

 3 意見文・・・新聞への投書欄など

 4 小論文・・・大学の卒業論文など

 それぞれについて、どのような視点からカテゴリーわけをして、そのカテゴリー分けさせるには
 
 どのような要素が大切なのか端的に説明できるでしょうか?まずはここが基礎だと思います。

 次に具体的に書く力をどのように養成していくのかということですが、方法論としては

 1 四コママンガ作文・・・四コママンガを言葉で描写する
   
 2 マインドマップ作文・・・マインドマップで志向の幅を広げる練習をする

 3 カード作文・・・カードに「一つの事実」を書き、それを後でまとめる。

 4 比較作文・・・二つの絵をみながらその違いを書く

 などというやり方があると思います。ちなみに作文の書き方として参考になるホームページが

 こちらです。

 そこまで沢山しらないのですが、やはりどこかに教師として具体的な方法論を常に提示できるようにしたいです。

 意見文・小論文はどちらかと言うと事前のネタ調べに重点があると思いますが、文書構成力に

 関しては、一度作文の書き方を読んでみるのもいいかなと思います。

【 参考図書 】

 「本当の学力」は作文で劇的に伸びる
 すごい評価から、最悪の評価までさまざま。大切なのは事実を書くこと感想を単純な形容詞にしない

 新装版 日本語の作文技術
 修飾語・句読点のつけかた。推敲のしかたなどが分かりやすい

 わが子に教える作文教室 (講談社現代新書)
 基本的な作文指導の方法論が明快にわかる。

 大村はま国語教室 2
 この人に作文研究の原点がある気がします。前回の授業テクでも紹介しました

 国語のできる子どもを育てる (講談社現代新書)
 四コママンガ・穴埋め作文など具体的なワークシートが載ってます



 

 
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