留学生30万人計画からちょうど一年。サブプライムからのバブル崩壊と円高で、

日本に来る留学生(特に韓国)が減り、この先日本語業界はどうなるのだろうか?

秋の新入生募集はどうなってるのかな?とこころの中でまたもやもやしていました。

ちょうどそんな矢先かな?運命の出会いってあるんでしょうね・・。自分は非科学的なものには

割と否定的だけど、すれ違いざまに落としてしまった本の脇にこの本がありました!

まずはタイトルにひかれ、立ち読みして内容にひかれ購入。そのまま電車の中で食い入るように

読んでしまいました。なぜこんなにも惹かれるのか考えてみると、

日本語教師の目的とは?そう聞かれてから数々の答えを出した中で、

「日本で生きる生徒を作る」というテーマの一つと重なったからなのかもしれません。

余談になりますが、自分が履歴書に書いてきた日本語教師の志望理由のキーワードは

1 生徒と共に成長していく ・・・確か一年目に書いた気がします。教師としての自信がない頃

2 生徒に自分の背中を見せる ・・・5年目くらいに書いた気がします、生徒より勉強することを誓って

3 語学学校なのだから、話せる生徒・コミュニケーション能力のある生徒を作る・・・技術が欲しかった

4 世間に誇れるような品格ある外国人になってもらう・・・話せるだけではだめだと気づいた。生徒の質が変わった

5 日本の社会に貢献できる人物を考える・・・日本の社会に生きるメリットとデメリットを考え出した

というものがメインになっていると思います。そして各項目の方法論を常に考えてきました。

このなかの5番目が、今回紹介する本と一致している気がしました

前置きがながくなりましたが、というわけで今回のお勧め本は留学生の起業に関する本です。

著書の中に登場する人物は「マレーシア人・中国人・ベトナム人・台湾人・インド人・韓国人・タイ人

バングラディッシュ人」の8名。彼らがどのように日本の生活を送り、どのような困難を経て、

日本で起業するに至ったのか、その体験談が熱く語られています。

日本ではクレジットカードが作れないこと、融資を頼む場所がないこと、学生支援の不足などなど

また、起業するにあたりしっかりとした経営哲学や日本で生きる真摯な姿勢がみられ、

過去から学び、周りに感謝できる。このような人が成功するのだなと強く思いました。

起業と言うものは信頼で成り立ちます。自分も少しかじったから分かることですが、

単純に稼ぎのよい日本円を国に持ち帰るというような軽薄な思想では到底できないものです。

外国人が日本に作る会社により、日本社会と母国が潤えばどれほどすばらしいことでしょう。

まだ始まったばかりという「アジア人人材資金構想」―産業界と大学が一体となって留学生の募集

から日本語教育・専門教育、そして就職支援まで行う人材育成プログラムだといいますが、

その道のりは消して甘いものでもなく、著書の冒頭にもあるように『社会全体が厳しくも優しくうけいれる』
体制をつくることでしか、なりたたないこれからの留学生の未来への構想であると思いました

いつかウチの生徒に読ませてあげたいな。これもBESTに入れます

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アジアからの留学生 ニッポンで起業する!―がんばれニッポン アジアに学べ
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