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第二七回 授業テクニック 質問力を向上しよう! 面接ゲームと質問力座標軸

 今回の授業テクニックは斉藤孝の著書「生きる力を鍛える」より、

 質問力ということについて考えてみようと思います。日本語教師だけでなく

 語学教師というものは基本的に相手に話させる職業であり、そのための重要な技術として

 「教師の質問力」というのがあります。相手の文法ミスなどをを気づかせる「気づきの質問」や、

 話題を深め発展させための質問、「内容把握を確認するための質問」などなどちょとした

 投げかけで授業が深まります。有名な科学者が「問い立てができた地点で創造の道もできる」

 というように、そこには基本的な創造力が必要だと思われます。

 ではこのような質問力をあげるために、どうすべきか?

 その一つを考える能力を養えるのが「面接ゲーム」であると思われます。

 やり方は以下の通り

 1 面接官3人・面接を受ける人3人の計6名のグループを作る

 2 採用側はメモを取りながら、相手に就職の面接をする

 3 周囲の人はこの6人を取り囲むようにすわり、六人の質問力・回答力をそれぞれメモをする

 4 数分後とに6人を入れ替える。

 ここでのポイントは面接官の方も質問力を周囲に評価されるの点です。実際に質問者になってみると

 相手の本質を引き出す質問をするのが結構難しい。逆に周囲で面接の様子を眺めているひとは

 客観的に内容を判断でき、自分が面接官や面接される順番が回ってきたときの準備ができます。

 全員が参加者という意識ができますので、「自分は関係ない」という傍観者的立場の生徒が少なく

 なることでしょう。

 ちなみにこの質問力を鍛えるためのツールが「質問力座標軸」とよばれるものです。
 
 著書中には二種類の表が紹介されいます。


                     具体的
                       |
                       |Q 生きていくうえで力となった
                       |  本を三冊教えてください
                       |
                       |
                       |

 非本質的(瑣末)-------------------本質的
                       |
                       | Q あなたにとって生きるとは
                       |   どういうことですか?
                       |
                       |
                       |
                     抽象的
 


                 質問者が聞きたい(自分が知りたいこと)
                       |
                       |
                       |
                       |
                       |
                       |

 相手の関心度(高)-------------------相手の関心度(低)
 (相手が答える気がしない)     |                (相手が話したくなる)
                       |
                       |  
                       |  
                       |
                       |
                質問者にとってはどうでも良い

 このような表を使うことによって、意味のない質問で雑談になってしまうことを防ぎます。

 ちなみに友達の技術者が良く使っているのがKT法と呼ばれる問題解決の技法です。

 大手企業になると研修で勉強させられるらしいです。会社のお金でいろんな勉強ができる点が

 大手企業の最大のメリットかなと思ってしまいます・・・。うらやましい(><)

 よくある面接官練習をさらに質の高いものにするために、ちょっと一工夫と言うことで紹介しました!

 【 参考資料 】

 実戦!齋藤メソッド 生きる力を鍛える
 今回の授業テクニックはこの本からです。よくあるパターンの教育的精神論でないのがいいです

 問題解決と意思決定の世界標準・KT法
 友達から紹介されました。技術者の間ではかなり当たり前のことだそうです。
 技術職として日本語教師も負けてられないですね!

 会社図鑑!2010 地の巻―業界別会社の正体
 日本の企業と就職に関する本を一冊だけといわれたら、自分はこれを勧めます!ファンなんです(笑)

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