月別アーカイブ:2009年08月

2009年08月の記事一覧。現役日本語講師がブログで実践授業テクニックや教え方を公開します!おすすめ日本語教材・関連本や勉強法も。
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話のネタ・ネタ
 クイズコーナーを探していたら、発見して購入してしまいました! みなさんは日本語に関係ある検定試験ってどのくらい知っていましたか? 実は自分は漢検・日本語能力試験・日本語教育能力試験と最近始まった 日本語検定・日本語文章能力検定くらいしか知らなかったのですが、この本を買ってびっくり(><) 他にも日本語に関する検定試験はあったんですね。ご存知の方も多いと思うのですが、 ちょっと気になった日本語検定...

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超 基礎・基本テクニック
二学期もそろそろ後半、日本語学校は秋の入学式むけて準備が着々とすすんでいますが、ここで日本語学校に応募しようと思う先生方へ、また日本語学校や専門学校の就職を考えている方へ、採用基準ではありませんが、教師の評価基準を紹介しようと思います。実際はこの日本語業界、授業のうまい下手が時給に大きく繁栄されることもなく、何年やってもそれほど給料が上がらないのが現実ですが(><)でも、ちょっとした評価基準を頭に...

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話のネタ・ネタ
最近、ジャーナリストの勝谷誠彦さんの本「偽装国家IⅡ」を読んでいました。テレビへの露出も多いのでご存知の方がほとんどだと思いますが、テレビ同様過激な物言いいは、痛快な反面言葉の印象操作が強いなと感じました。とにかく楽しく読ませてもらったのですが、労働基準法違反とタクシー業界のページを読んでいてふとこれからの日本語業界の行く末を案じてしまいました・・・。タクシー業界の規制緩和とタクシー券廃止により、...

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テーマ別上級で学ぶ日本語 教案
1 おばあちゃんのタンスおばあちゃんの口ぐせ:「もったいない。ばちが当たるよ」タンスの話:生産地・材質・職人の技など、タンスを通じて職人が語りかけるよう        →タンスに対する愛着がタンスにまつわるエピソードを生む。 物が語る世界       2 大量消費社会の登場戦後の日本:消費者は( 質 )より( 量 )を求める        生産者は( 利潤 )の追求のため、量産制度に力を注ぐ    ...

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テーマ別上級で学ぶ日本語 教案
 1 プライバシーと日本の実情 プライバシーの日本語訳がない 理由:昔の日本にプライバシーという概念がなかったから 背景:村社会日本=( 相互補助 )を基盤に成り立つ                 → 情報の共有が不可欠     家の形=しょうじやふすまで区切った部屋→密室とは言えない     雇用=( 終身雇用 )の維持のため、あらゆる情報が求められた 結果:プライバシーの育つ土壌はできない ※...

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こんなにあるの? 日本語の検定!?

 クイズコーナーを探していたら、発見して購入してしまいました!

 みなさんは日本語に関係ある検定試験ってどのくらい知っていましたか?

 実は自分は漢検・日本語能力試験・日本語教育能力試験と最近始まった

 日本語検定・日本語文章能力検定くらいしか知らなかったのですが、この本を買ってびっくり(><)

 他にも日本語に関する検定試験はあったんですね。ご存知の方も多いと思うのですが、

 ちょっと気になった日本語検定試験を紹介します




 1 話し言葉検定 NPO法人話し言葉協会   5月(1級) 12月(2・3級)

 【 試験内容 】

 3級・2級 筆記テスト リスニング スピーキング(2級) 1級:筆記テスト スピーキング(6分)

 3級:話し言葉の基本能力が身についている

 2級:ビジネスシーンに的確に対応できる能力を持っている

 1級:高度で専門的な技術と知識をもつスペシャリスト

 【 問題例 】

 Q:次の会話には、前置きのクッションの言葉が使われていますもっとも適当なものを選びなさい

 ア) A:そうか、佐藤部長はお休みなのか
    B:(1 あいにくですが 2 お恥ずかしいのですが 3お差し支えなければ) 私が承りますが・・・。

 イ) A:この前のニューヨークへの転勤の話、考えてくれたかい?
    B:(1 身に余るお話ですが 2 お恥ずかしいのですが 3 あつかましいのですが) 
      このたびはお断りしたいとおもいます)

 ウ) A:山田君、この企画書、少し書き直したほうがよさそうだね
    B:1 なるほど、さすが部長、目の付け所が違っていらっしゃる
      2 申し訳ありません。なんとおわびすればよろしいでしょう
      3 わかりました。具体的にはどこを直せばいいでしょうか




 2 日本語コミュニケーション能力認定試験  1月(2級・3級) 7月(2級・3級) 10月(3級)

 【 試験内容 】

 3級:近隣者や初対面者と「話す」ことや「聞く」ことによって円滑なコミュニケーションをとることができる
    入学試験面接などの場面で、自己の考えを第三者に対して正しく伝達することができる

 2級:場面に応じて言語・非言語を使い分けたコミュニケーションを展開することができる。
    就職面接や学習活動などの場面で、自己の考えや主張を整理し、第三者に対して
    効果的に伝達することができる

 【 問題例 】

 Q:入学試験での試験前の会話です。消しゴムを忘れたことに気が付いたAさんは、隣にいた
   初対面のBさんに話しかけました。下の会話を読み、Aさんの発言の意図を十分理解した
   Bさんの返答として、最も適切なものをえらびなさい(3級)

 Aさん:すみません、消しゴムの予備をお持ちですか
 Bさん:ア) いいえ、あいにく予備は持っていませんので、監督官にご相談したらいかがですか
     イ) どうして持ってこなかったのですか
     ウ) 消しゴムをいくつも持っている人はめったにいないと思いますよ
     エ) 私の消しゴムは強く書いてあるものでもよく消せます




  どうでしょうか? 知っていましたか? その他気になる試験としては「現代用語能力検定」

  「ネーミングライター検定」(ネーミングのセンスや商標・特許・知的所有権の知識を確認する)

  「国語力検定」・「アナウンサー検定」などです

  ちょっと問題集をいじれば、授業の息抜きにミニテストとしてやらせても面白いと思いました

 今回の参考書
      ↓
 ニッポンの検定100選
 個人的に気に入りました。資格内容と例題が付いているのがいいです。変な資格いっぱあります
 「明石・タコ検定」「妖怪検定」「いただきます検定」「阪神タイガース検定」などなど、
 履歴書に書いたら絶対質問来ること間違いなしですね(笑)

  
 
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教師の評価基準!? 採用基準と授業評価

二学期もそろそろ後半、日本語学校は秋の入学式むけて準備が着々とすすんでいますが、

ここで日本語学校に応募しようと思う先生方へ、また日本語学校や専門学校の就職を考えている方へ、

採用基準ではありませんが、教師の評価基準を紹介しようと思います。

実際はこの日本語業界、授業のうまい下手が時給に大きく繁栄されることもなく、

何年やってもそれほど給料が上がらないのが現実ですが(><)でも、ちょっとした評価基準を

頭に入れておくとよいかと思います。学校によってはABCDの四段階評価で、エクセル等で分析

グラフで結果発表というところもありました。(一部都合により変更しています )




【 例 】


クラスコントロールの評価

Q:集中力のない生徒に気づいているか

A   B   C   D

Q:勉強する雰囲気を作っているか(机の上が整理整頓できているか。余計なものはないか)

A   B   C   D

教師の態度についての評価

Q:声の大きさ・明瞭さ・言葉遣いは適切か

A   B   C   D

Q:講師の服装は適切か

A   B   C   D

Q:授業の公平さはどうか? 全体を巻き込む発言をしているか

A   B   C   D

授業内容についての評価

Q:授業を聞くときに板書をしっかりしているか。予習復習ができるか

A   B   C   D

Q:板書の文字は適切か、ポイントがしぼられているか

A   B   C   D

Q:授業のスピードは適切か

A   B   C   D

Q:目標到達度について(授業の最初に目標を確認したか、終了時に確認できたか)

A   B   C   D

Q:この授業で成績が上がりそうか

A   B   C   D

Q:主観的な全体評価

A   B   C   D




というような感じです。評価をつける学校と全くつけない学校もあります。大手日本語学校や

専門学校など大学受験などを目指す学校には評価があるということです。

学内評価については一長一短で、専任側が一方的に評価をつける(専任講師は評価対象外)

ので不満がたまる。その日だけ気合の授業をするので(笑)あまり効果がない。

というのが今までいった日本語学校の感想です。

塾ではみんな平等に評価されていて、主任もDVDで授業をとられ、みんなの前でさらされる

という恐怖の時間があり、あまりえらそうなことは言えない(笑)という感じがしました。

また数年ごとに教師の校舎の移動が強制的に行われるため、

生徒も講師間の上下関係を気遣ってアンケートを書かなくて済むという工夫をこらしていました。

(移動先での評価は慣れるまでは割と0スタートに近くなるので)

日本語学校ではそんなシステムをもっているところを知りません。

業界的にも試行錯誤?授業力=料金に結びつかないから? お互いの甘い認識?

生徒が学校を選べない=短期的な結果は必要ないから? 学校間のランクづけがないから?

なんて疑問がよぎります。みなさんはどうお考えでしょうか?

以上で超 基礎・基本テクニックの項目は完成した気がします。また気づいたら増やします。






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将来をちょっと考えた


最近、ジャーナリストの勝谷誠彦さんの本「偽装国家IⅡ」を読んでいました。

テレビへの露出も多いのでご存知の方がほとんどだと思いますが、テレビ同様

過激な物言いいは、痛快な反面言葉の印象操作が強いなと感じました。

とにかく楽しく読ませてもらったのですが、労働基準法違反とタクシー業界のページを読んでいて

ふとこれからの日本語業界の行く末を案じてしまいました・・・。

タクシー業界の規制緩和とタクシー券廃止により、最近は高速道路を深夜飛ばして他県にまで

お客を拾いに行く方々が多いとか。経営者側は非正規雇用のドライバーと車の台数を増やして

売り上げを確保。だから全体的な経営の数字は悪くない。末端のドライバーは事故の連続だそう

実はこの構造、自分が身をおいていた塾業界と重なるんですよね。

一時期塾が雨後の竹の子のようにできた後、少子化で苦しむ業界は専任社員を一気に減らし

アルバイトの学生を多様する方向にシフトしました。その結果行われたのが大手による体力減らしの

戦略です。どうするかと言うと小さな塾のそばに(隣や正面の場合もある)大手の塾は新校舎を作り

そこで1ヶ月無料体験レッスンを展開するのです。教師の質も安かろう悪かろうですが、とにかく無料

別の塾に通いながらでも「無料なら受ける価値あり」ということで、ちょっとでも成績の下がった生徒は

興味本位でお隣の大手塾へ。そこにニコニコ顔の大学生が登場するわけです。

仲良くなってしまえばこっちのもの。授業内容はさておき若さとコミュニケーションで心をつなげ、

一気に乗り換えを試みます。小さい塾は生徒20%も持って行かれたら社員に給料払えません。

かくして体力のない会社は渦に飲み込まれ、誠意ある教師も授業料の差に勝てなくなりました。

現在の日本語学校はビザや敷地面積、教室人数・日本語教師の資格といった規制で、

ある程度宣伝力以外の勝負は規制されていると思いますが、この先外国人の大量流入にともなう

規制緩和が日本語学校を襲ってきた場合、つまり一時期のイギリスのように観光ビザで

アルバイト可能のような状態になりビザの規制が消え420の資格が消えていく・・・・というように

なった場合、日本語学校にも同様の戦略をとるところが現れるのではないかと心配になりました。

さて、それを鑑みると自分たちが英会話学校などの語学学校を選ぶとき

A 「ベテランの多い高い学校・教師の年齢も高い・学費が高い・一クラスの人数が多い」

VS

B 「新人の教師が多い・年齢が若い・学費が安い・一クラスの人数が少ない」

どちらを選ぶか考えなければいけないと思います。Aを選ぶ場合とBの差はなんなのか?

それはきっと最終目的の差につながってくるのではないでしょうか?

例えば、アルバイトできる程度の日本語力でOK、後は日本人の友達作ればOKと考えるか

日本語でビジネスをしたい。研究をしたいというのでは選択肢も変わってきますね。

経営者の理念次第だと思いますが、実は現在の塾・予備校業界はまさにこの2つに分類されており

日本語学校もどちらの方向に進むのか考えなければいけない競争の時代に突入するのでは?

という疑問がふつふつわいて来ました。んっ!?なんかむなしい独り言っぽくなってきた・・・。

(最近自分の独り言に付き合ってくれる先生減ってきたし(笑))

でも、針がどちらにふれるかで、日本語学校の行く先もどんどん変わっていくのかなと思うのです。

ちなみに自分は塾BからAへ移りました。Aで行われていたのは徹底的な「知の蓄積」です

一番関心したのは「授業研究時間」と称して「教師の勉強時間に時給が支払われる」ことです。

最終的に自分は日本語業界に戻ってきました。業界を比べることにより気づいたことが少しだけ

あるのです。

だめになった塾にも素晴らしい先生がいっぱいいました。誠意ある先生もいました

でも、全体の流れをとらえた行動をとらないと5年先10年先は・・・・。です

ちょっと暗い話になっちゃいましたが、明日からまじめに勉強しようっと!夏休みに遊んでばかりいた

自分に自戒をこめて書きました。

選挙近いんで読んでました。刺激的な文が好きな人はおすすめです。

 ↓
偽装国家―日本を覆う利権談合共産主義 (扶桑社新書)


偽装国家II‾底なし篇‾ (扶桑社新書 22)



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第14課 おばあちゃんのタンス

1 おばあちゃんのタンス

おばあちゃんの口ぐせ:「もったいない。ばちが当たるよ」

タンスの話:生産地・材質・職人の技など、タンスを通じて職人が語りかけるよう
 
       →タンスに対する愛着がタンスにまつわるエピソードを生む。 物が語る世界

       

2 大量消費社会の登場

戦後の日本:消費者は( 質 )より( 量 )を求める

        生産者は( 利潤 )の追求のため、量産制度に力を注ぐ


       

   【 量産制度と使い捨て社会のプロセス 】


   ( 画一化された )物を作る=( 低コストのもの )
          ↑
          ↓
   ( 見かけ倒し)の代物=( まがい物 )

          ↓
   物から( 愛情・歴史)が薄れる。=( ごみ )にすぐになる

 
 ⇒ 使い捨て社会のプロセス

 ※ ここでは映画「千と千尋」使ってみました。大人気です!
 「名前を奪われると帰る場所がなくなる」・・・名言だな。囚人は牢屋で番号で呼ばれることによって
 個性をうばわれるんですよね。人も物も、名を与えないと生きれないのでしょうか?

 「千と千尋の神隠し」のことばと謎


 【 食生活の変化 】

 スーパー: ( 養殖 )( ハウス栽培 )(冷凍技術 )のおかげでどんなものでも安い値段で

 ファミリーレストラン:世界中の料理を楽しむ

 ⇒ 食べ物から( 季節感 )( 地方色 )が消える=時間をかけて作った( 本物 )が消える

 ( まとめ )

 まがい物を作って大量消費を続ける私たちにどんなばちがあたるのか・・・

 ※ 確かに野菜はまだしも、魚介類の旬を答えられる人は減ってきている気がします。
   「旬」って日本的な言葉ですよね!アルバイトするようになってからこの言葉覚えた生徒も
   多いです。四季の本を使ってこのあたりを講義しました。

   大量消費社会についてはファーストフード・コンビニなどでアルバイトしている生徒
   に廃棄までの時間を聞いています。(マックは何分立ったらハンバーガーを廃棄するか)
   とんかつ屋・コーヒーショップなどでも同様。みんな作ってから一時間もしないでゴミですね

   最近のセブンイレブンもそうですが、廃棄問題はホットな話題なので盛り上がるでしょう。


  



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13課 一人ぼっちでプライバシー

 1 プライバシーと日本の実情

 プライバシーの日本語訳がない

 理由:昔の日本にプライバシーという概念がなかったから

 背景:村社会日本=( 相互補助 )を基盤に成り立つ
            
     → 情報の共有が不可欠

     家の形=しょうじやふすまで区切った部屋→密室とは言えない

     雇用=( 終身雇用 )の維持のため、あらゆる情報が求められた

 結果:プライバシーの育つ土壌はできない

 ※ 渡辺 武信さんの著書に学校の教科書にも乗っている「玄関扉」という文章がありました。
   それによると西洋の扉は「内側に引く」ことによって「welcome」の姿勢を表すと同時に
   外的からつっかえ棒で身を守る姿勢を表すそうです(確かそんな内容だった・・・)
   日本の障子の文化とは随分違うなと感心したものです。

 2 プライバシーの確立

 戦後、工業国として発展を遂げるにつれて、プライバシーの概念が注目される

 =脱農村社会へ。

 プライバシーの確立へ向けて:個人の空間が大切にされる。身辺調査をなくす

                   → 個人の生活に干渉しない。
 
 〈 だが実際は・・ 〉

 プライバシーの実態:一人の時間を持つ余裕のないサラリーマンの姿

 ※ この課では現代が何年をさしているのか分からないけど、バブル時代なのかな? 
  ファーストフードを代表として、一人で遊べるゲームも登場したので身近な例で盛り上げました
  最近の「一人カラオケ」とは意味が違いますね。ゲームもモンスターハンターのように通信ゲーム
  が増えてくると、友達のいない人はゲームすら参加できない気が・・・。
 
 〈 ところで 〉

 変わる通勤電車の風景:電車で化粧・マンガを読むサラリーマン・携帯とのお見合い
         
                →好きなときに好きなことを好きなようにやる=プライバシー?

 3 真のプライバシーとは

 プライベーとの語源:公的な空間から自分の自由にできる領域〈私的領域〉を作り出す
                    
             → プライバシーを守る=自分の領域を守る・・・私的空間の拡大

 〈 しかし 〉 ( 公的空間 )あっての( 私的空間 )
    
         = 公的生活の尊重がなければ、自らのプライバシーはない

  現在の風潮:他者から自分を切り離す( 無関心)になる≠プライバシーを守る

         = 公的空間と私的空間の区別ができない。

  結果:一人ひとりが孤立、他人とのコミュニケーションができなくなり、社会生活が営めない

 《 まとめ 》

 プライバシーの確立の結果が目指したものが公的空間から自らを切り離し、
 他人と関わることのない「一人ぼっちの無関心」であってはならない。

  ※ ここに関してはケータイを持ったサルかな。外国人入試(確か御茶ノ水)にも出題された
   名著です。人間は努力しないと「サル化」する。女子高生のルーズソックス&かかと踏みを説明
   している部分には笑いながらも「う~ん」と感心してしまいました。

  ケータイを持ったサル―「人間らしさ」の崩壊 (中公新書)

 
 ※ この課は軽く流しました。コミュニケーションの方面からとらえたディスカッション。

   自分以外は○○に当てはまる言葉をいろいろ考えてもらいました。

   自分以外はバカの時代という本もありましたね。(一応読んだけどタイトルほどの内容は・・・)

   心理学的なアプローチとして香山リカさんの方が自分はピンときましたね。結構好きです。
      
    参照:儀礼的無関について「はてなキーワード」より

カナダ出身の社会学者、アーヴィン・ゴフマン(1922-82)が提示した概念。

「市民的無関心」と訳されることもある。

知らない人に、あえて、もしくは、いつの間にか、儀礼的に無関心を呈示をする/している現象のことを指す。見知らぬ他人同士のあいだで、不要な関わりが生じるのを避けるための暗黙のルール。

そこで行われることは、相手をちらっと見ることは見るが、その時の表情は相手の存在を認識したことを(そして認識したことをはっきりと認めたことを)表す程度にとどめるのが普通である。そして、次の瞬間にすぐに視線をそらし、相手に対して特別の好奇心や特別の意図がないことを示す。


現代の大都市においては、自分以外の人間は「知り合い」と「知らない人」に分類されるようになった。よそ者と違って、知らない人は「単に知らない人」に過ぎないのであって、個々人はそういった知らない人に対して多くの場合「無関心」に振る舞わなければならない。これを「市民的無関心civil indifference」と呼ぶ。この市民的無関心、つまりよけいなコミュニケーションをしないことこそ、都市生活を可能にしている相互行為上の条件なのである。



 
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