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テーマ別上級で学ぶ日本語 教案のカテゴリ記事一覧。現役日本語講師がブログで実践授業テクニックや教え方を公開します!おすすめ日本語教材・関連本や勉強法も。
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テーマ別上級で学ぶ日本語 教案
1 おばあちゃんのタンスおばあちゃんの口ぐせ:「もったいない。ばちが当たるよ」タンスの話:生産地・材質・職人の技など、タンスを通じて職人が語りかけるよう        →タンスに対する愛着がタンスにまつわるエピソードを生む。 物が語る世界       2 大量消費社会の登場戦後の日本:消費者は( 質 )より( 量 )を求める        生産者は( 利潤 )の追求のため、量産制度に力を注ぐ    ...

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 1 プライバシーと日本の実情 プライバシーの日本語訳がない 理由:昔の日本にプライバシーという概念がなかったから 背景:村社会日本=( 相互補助 )を基盤に成り立つ                 → 情報の共有が不可欠     家の形=しょうじやふすまで区切った部屋→密室とは言えない     雇用=( 終身雇用 )の維持のため、あらゆる情報が求められた 結果:プライバシーの育つ土壌はできない ※...

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1 ペットブームの現状 バランスの取れた食事     きれいな服    美容院    保険    お葬式    お墓     ※ このほかペットに関する話題は驚くものばかり!ペット幼稚園・ペットのための料理教室    ペットマッサージ・ペット用DVD・ペットロス・ペットへの遺産問題などなど記事も豊富ですね     → 人間社会の枠組みに組み込む=一方的な愛情の押し売り=ペット            ...

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 1 学歴社会日本 住友君:物心つくかつかないかのうちから塾へ通う     → 「母親をよろこばせてやろう」=母のため             ↑             ↓ 母親: 「学歴社会でいきていくからには(仕方がない)」=こころを鬼にする=子供のため 公立の進学校へ。国立大学を目指す⇔クラブ活動やバンドで楽しそうにやっている仲間= 青春? 〈 しかし 〉 志望校には高校できず→浪人して予備校...

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テーマ別上級で学ぶ日本語 教案
   1 パルテノン神殿の工夫        神殿は全て(曲面)と(曲線)を組み合わせてできている     →大理石の柱はどれも(円柱形)。床面も(中央)が盛り上がっている   =どれも人間の目の錯覚を考慮して設計されている   【 理由 】     a 遠くから見たときに、美しく均整の取れた姿にうつすため=美的効果                                            ...

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第14課 おばあちゃんのタンス

1 おばあちゃんのタンス

おばあちゃんの口ぐせ:「もったいない。ばちが当たるよ」

タンスの話:生産地・材質・職人の技など、タンスを通じて職人が語りかけるよう
 
       →タンスに対する愛着がタンスにまつわるエピソードを生む。 物が語る世界

       

2 大量消費社会の登場

戦後の日本:消費者は( 質 )より( 量 )を求める

        生産者は( 利潤 )の追求のため、量産制度に力を注ぐ


       

   【 量産制度と使い捨て社会のプロセス 】


   ( 画一化された )物を作る=( 低コストのもの )
          ↑
          ↓
   ( 見かけ倒し)の代物=( まがい物 )

          ↓
   物から( 愛情・歴史)が薄れる。=( ごみ )にすぐになる

 
 ⇒ 使い捨て社会のプロセス

 ※ ここでは映画「千と千尋」使ってみました。大人気です!
 「名前を奪われると帰る場所がなくなる」・・・名言だな。囚人は牢屋で番号で呼ばれることによって
 個性をうばわれるんですよね。人も物も、名を与えないと生きれないのでしょうか?

 「千と千尋の神隠し」のことばと謎


 【 食生活の変化 】

 スーパー: ( 養殖 )( ハウス栽培 )(冷凍技術 )のおかげでどんなものでも安い値段で

 ファミリーレストラン:世界中の料理を楽しむ

 ⇒ 食べ物から( 季節感 )( 地方色 )が消える=時間をかけて作った( 本物 )が消える

 ( まとめ )

 まがい物を作って大量消費を続ける私たちにどんなばちがあたるのか・・・

 ※ 確かに野菜はまだしも、魚介類の旬を答えられる人は減ってきている気がします。
   「旬」って日本的な言葉ですよね!アルバイトするようになってからこの言葉覚えた生徒も
   多いです。四季の本を使ってこのあたりを講義しました。

   大量消費社会についてはファーストフード・コンビニなどでアルバイトしている生徒
   に廃棄までの時間を聞いています。(マックは何分立ったらハンバーガーを廃棄するか)
   とんかつ屋・コーヒーショップなどでも同様。みんな作ってから一時間もしないでゴミですね

   最近のセブンイレブンもそうですが、廃棄問題はホットな話題なので盛り上がるでしょう。


  



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13課 一人ぼっちでプライバシー

 1 プライバシーと日本の実情

 プライバシーの日本語訳がない

 理由:昔の日本にプライバシーという概念がなかったから

 背景:村社会日本=( 相互補助 )を基盤に成り立つ
            
     → 情報の共有が不可欠

     家の形=しょうじやふすまで区切った部屋→密室とは言えない

     雇用=( 終身雇用 )の維持のため、あらゆる情報が求められた

 結果:プライバシーの育つ土壌はできない

 ※ 渡辺 武信さんの著書に学校の教科書にも乗っている「玄関扉」という文章がありました。
   それによると西洋の扉は「内側に引く」ことによって「welcome」の姿勢を表すと同時に
   外的からつっかえ棒で身を守る姿勢を表すそうです(確かそんな内容だった・・・)
   日本の障子の文化とは随分違うなと感心したものです。

 2 プライバシーの確立

 戦後、工業国として発展を遂げるにつれて、プライバシーの概念が注目される

 =脱農村社会へ。

 プライバシーの確立へ向けて:個人の空間が大切にされる。身辺調査をなくす

                   → 個人の生活に干渉しない。
 
 〈 だが実際は・・ 〉

 プライバシーの実態:一人の時間を持つ余裕のないサラリーマンの姿

 ※ この課では現代が何年をさしているのか分からないけど、バブル時代なのかな? 
  ファーストフードを代表として、一人で遊べるゲームも登場したので身近な例で盛り上げました
  最近の「一人カラオケ」とは意味が違いますね。ゲームもモンスターハンターのように通信ゲーム
  が増えてくると、友達のいない人はゲームすら参加できない気が・・・。
 
 〈 ところで 〉

 変わる通勤電車の風景:電車で化粧・マンガを読むサラリーマン・携帯とのお見合い
         
                →好きなときに好きなことを好きなようにやる=プライバシー?

 3 真のプライバシーとは

 プライベーとの語源:公的な空間から自分の自由にできる領域〈私的領域〉を作り出す
                    
             → プライバシーを守る=自分の領域を守る・・・私的空間の拡大

 〈 しかし 〉 ( 公的空間 )あっての( 私的空間 )
    
         = 公的生活の尊重がなければ、自らのプライバシーはない

  現在の風潮:他者から自分を切り離す( 無関心)になる≠プライバシーを守る

         = 公的空間と私的空間の区別ができない。

  結果:一人ひとりが孤立、他人とのコミュニケーションができなくなり、社会生活が営めない

 《 まとめ 》

 プライバシーの確立の結果が目指したものが公的空間から自らを切り離し、
 他人と関わることのない「一人ぼっちの無関心」であってはならない。

  ※ ここに関してはケータイを持ったサルかな。外国人入試(確か御茶ノ水)にも出題された
   名著です。人間は努力しないと「サル化」する。女子高生のルーズソックス&かかと踏みを説明
   している部分には笑いながらも「う~ん」と感心してしまいました。

  ケータイを持ったサル―「人間らしさ」の崩壊 (中公新書)

 
 ※ この課は軽く流しました。コミュニケーションの方面からとらえたディスカッション。

   自分以外は○○に当てはまる言葉をいろいろ考えてもらいました。

   自分以外はバカの時代という本もありましたね。(一応読んだけどタイトルほどの内容は・・・)

   心理学的なアプローチとして香山リカさんの方が自分はピンときましたね。結構好きです。
      
    参照:儀礼的無関について「はてなキーワード」より

カナダ出身の社会学者、アーヴィン・ゴフマン(1922-82)が提示した概念。

「市民的無関心」と訳されることもある。

知らない人に、あえて、もしくは、いつの間にか、儀礼的に無関心を呈示をする/している現象のことを指す。見知らぬ他人同士のあいだで、不要な関わりが生じるのを避けるための暗黙のルール。

そこで行われることは、相手をちらっと見ることは見るが、その時の表情は相手の存在を認識したことを(そして認識したことをはっきりと認めたことを)表す程度にとどめるのが普通である。そして、次の瞬間にすぐに視線をそらし、相手に対して特別の好奇心や特別の意図がないことを示す。


現代の大都市においては、自分以外の人間は「知り合い」と「知らない人」に分類されるようになった。よそ者と違って、知らない人は「単に知らない人」に過ぎないのであって、個々人はそういった知らない人に対して多くの場合「無関心」に振る舞わなければならない。これを「市民的無関心civil indifference」と呼ぶ。この市民的無関心、つまりよけいなコミュニケーションをしないことこそ、都市生活を可能にしている相互行為上の条件なのである。



 
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第12課 動物たちの嘆き

1 ペットブームの現状

 バランスの取れた食事     きれいな服    美容院    保険    お葬式    お墓
     

※ このほかペットに関する話題は驚くものばかり!ペット幼稚園・ペットのための料理教室
  
  ペットマッサージ・ペット用DVD・ペットロス・ペットへの遺産問題などなど記事も豊富ですね

     

→ 人間社会の枠組みに組み込む=一方的な愛情の押し売り=ペット
                           ↑
                           ↓
  社会の一員として受け入れる=人間も犬も同じ動物だという立場=コンパニオンアニマル
                       (   共存  共栄     )

2 動物と人間社会

家畜:労働力・食料 珍獣:動物園・サーカス・・・人の目を楽しませる

= 人間社会で生きることを強いる→本能を失う→野生に帰れない

=  コンパニオンアニマルも同事情

理由: 人間側からの共存・共栄は人間社会で生きることを意味するから

3 動物実験 

動物虐待:故意に感染・発病・手術台へ。特殊な環境で繁殖・飼育

       = 傲慢な人間が神聖な命をもてあそんでいる

( 一方で )

必要悪:人間という種を存続させるため。医療技術や医薬品の開発のため

※ ここでの資料として動物実験をとりあげましたがDVDを使うと授業中気分が悪くなる生徒がいました

4 命の重み

 かつて:命を奪うとき、敬虔な祈りをささげた。

 理由 :人間も動物も自然の一部を形成する対等の存在であり、かけがえのないことを知っていたから

 → 人間は命を犠牲井にしなければ生きられないこと。動物と共存・共生するとはどういうこかを
    考えてみる必要がある

 ※ みなさんは「いのちの食べかた」という映画を知っていますか?一度みる価値はあります

   ホームページはこちら「いのちの食べかた」

 この課は始めは軽い話題から最後は重くなりますね!生徒からの意見ではさいきんはモスバーガー
 とかに生産地や作った農家の顔があるので、自分の食べるものがどんなものなのか意識できる

 ようになったというのがありました。自分としては命=名前というテーマで、自分が食べた肉に

 「牛の花子」とか名前が書いてあったらどう思う?ということで、認識するとはどういうことか考えて

 もらいました。死の外部化・切り離しは意識も切り離しますね。

 【 でも動物かわいいな(笑) 】

 


  
 

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第10課 青春のひとこま


 1 学歴社会日本

 住友君:物心つくかつかないかのうちから塾へ通う

     → 「母親をよろこばせてやろう」=母のため
             ↑
             ↓
 母親: 「学歴社会でいきていくからには(仕方がない)」=こころを鬼にする=子供のため


 公立の進学校へ。国立大学を目指す⇔クラブ活動やバンドで楽しそうにやっている仲間= 青春?

 〈 しかし 〉

 志望校には高校できず→浪人して予備校へ

 住友君:だめならもう一年やるまでだ=ショックを受けず

 母親 :掲示板をいつまでも見ている

 【 合格の風景 】

 はた目も構わず、友人や両親と抱き合う。うれし涙。喜色満面           
                                                    ↑
 〈 その一方で 〉                                 ・・・・人生の明暗
                                                      ↓
 がっくりとひざを落とし、しばしぼうぜんとする

 ※ この辺は表現を増やしては? 有頂天になる・うなだれるなど。

 
 → 予備校通いとアルバイト・・・・あまりの苦しさに耐えかねる「両立は無理?」

 〈 それでも 〉

 過酷な生活に耐え、見事に合格

 ※ ここも就学生や留学生の生活とかさなります(><)バイトしながらの勉強って本当にきつい。

 2 大学の実態:受験後に待っていたものは?

 これを限りに受験から開放!青春を謳歌するぞ!

 ( しかし 〉

 住友君をまっていたものは・・・・無気力としか言いようのない日々を送る学生=人生に情熱を失う

 ※ ここでは青春の意味をでぃずかっション。

   大学のレジャーランド化などなどいくらでも話題はありますね。アジア圏は確かにこんな学生多いです。
   欧米とのシステムの比較は盛り上がりました。

   外務省のホームページにいろいろ概略があります

  オランダの職業選択制・フランスの留年制度・アメリカの飛び級などなど国が違えば制度が違います

 →( 人生の )模索を続ける→民間ボランティアのインターンシッププログラムへ参加

 3 フィリピンで学んだもの

 フィリピン:みんなが同じ事をしなくていい=一人ひとりがそれぞれの役割を担う社会

 日本:受験地獄に巻き込まれ、他人に点数で評価される社会

 → 自分でやったことを自分で評価できる生活を求める=自分の生活=青春のやり直し

 
 ※ アジア圏の学生に受験勉強の大変さを聞くと盛り上がるのですが、どちらかというと
    
    日本は今はもう受験地獄というほどでもない気がします・・・。

 PS 個人的にこの課はあまり授業では取り上げません。世界の教育システム比較ってことぐらいです
   
    ネタとしては理想の学校をディスカッションしたりありえない校則を紹介したりしました
   
 【 参考 】

 格差をなくせば子どもの学力は伸びる―驚きのフィンランド教育
 
 強育論-The art of teaching without teaching-

 街場の教育論

 

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第9 課 パルテノンの青い空

 
 1 パルテノン神殿の工夫
 
   

  神殿は全て(曲面)と(曲線)を組み合わせてできている
 
  →大理石の柱はどれも(円柱形)。床面も(中央)が盛り上がっている

  =どれも人間の目の錯覚を考慮して設計されている

  【 理由 】
  
 a 遠くから見たときに、美しく均整の取れた姿にうつすため=美的効果 
                                             
 b 重い屋根を支え、水はけをよくするため=実用面           


  → 偉大な知恵の結晶

 2 アクロポリスの歴史

 紀元前432年:( 女神アテネ )を祭る場所として建造される=アテネの栄光と繁栄の象徴   


  紀元前31年~:( ローマ帝国 )に支配される

 → 教会・兵舎・火薬庫としても使われる

 1892年:ギリシャ独立・・・戦乱で神殿は破壊される

 → その後の戦乱で破壊が進む。さらに風化が加わり傷みがひどくなる

 3 創造の歴史

 パルテノンの丘を飛ぶ飛行機
 
 =神殿が建てられてから今までの気の遠くなるような距離を象徴
  ( 古代 )   と   ( 現代 )

 〈 今や 〉

 = 人々が髪の存在する場所(=宇宙)にまで足を伸ばす
       

→以前から現代までの創造の営みによって二つの世界は結びついている

 【 まとめ 】

 人間の歴史=創造の歴史=神に近づく歴史

 〈 反面 〉

 人間の歴史=破壊の歴史=神を破壊する歴史
 
 

海外旅行はH.I.S.


 【 参考 】

THE 世界遺産 「絶景」 THE 世界遺産ディレクターが選ぶ 世界遺産 絶景20選 [Blu-ray]
世界遺産 ギリシア編 [DVD]

 

       
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